この半年間、なかなか現実として受け止められすご報告が遅れてしまいました。
猫にとっては老衰と同義の慢性腎臓病と診断されてから5年弱、長い長い闘病を経て静かに息を引き取りました。週一の通院に加え、最後の一年は新薬や輸液、ステロイド、カリウム注射など、家庭内でできるあらゆる対処を行いましたが、末期はなすがままに任せることに。最期は一日中付きっきりで看取りを行うことができたのがせめてもの慰めです。
チャーチさんは子供の頃、おてんばでアホな子でした。
こんなだったのに、だんだん知性を身につけて優しい美人さんに成長しました。物事の因果や人間の意図を読み取ることに長け、言葉も相当理解していたと思います。最終的にはカミさんのソウルメイトとして、ノエルちゃん亡き後の自分のケアラーとして、新入りゴンのメンターとして、当家の支えとなってくれました。チャーチさん、本当にありがとう&おつかれさまでした。
このブログでお伝えしてきた通り、猫姉妹は自分およびカミさんの人生を幸せなものにしてくれました。彼女たちのいない生活は本当に寂しいものですが、今後もかけがえのない存在として心の中に生き続けてくれるものと思います。
こちらはイラストレーターの高田理香さんに描いていただいた家族の肖像画です。美しく楽しかった18年間を象徴するこのイラストを大切にして、猫姉妹のいた日々を忘れずに暮らしていきます。
Rica Takada
このブログを通して、長年猫姉妹を見守ってくださった皆様に深く感謝いたします、本当にありがとうございました。So-netブログ黎明期から18年間/429記事、これをもって記事更新を終了させていただきたいと思います。
世界中の猫ちゃんとその家族の皆さんが幸せでいられますように。
seita
<了>
もうすぐノエル ちゃんが旅立ってから一年が経ちます。一緒に楽しく過ごした時間を思い返さない日はありません。本当に本当に大切な存在でした。
ノエルちゃんがいなくなって、チャーチさんも振る舞いが変わりました。
我儘ノエルちゃんに遠慮してお姉さん役に徹していたのが、仔猫の時のような超あまえんぼさんに変身です。毎朝腕枕を要求してくるんですよ!
そんなチャーチさんは17歳8ヶ月。慢性腎臓病と診断されてから早4年が経過しました。病状の目安であるクレアチニン値の経過はこの通り、体重も4kg弱をキープしてくれています。
毎日の飲み薬(ラプロス)と週一通院、2日おきの在宅輸液と注射が効いているのは確かですが、何より本人の生きる意志の強さと献身的なカミさんの努力が大きいです。
加齢もあり容貌は変わってきましたが、かわいい表情と凛々しさは健在です。5年目を迎えた闘病生活、できるだけ長く明るく穏やかに継続させていくつもりです。
これからもみんなで頑張ります。
でも、これまで一度も病気せずに強く生きてくれています。
それだけでもホントにうれしいことです、ありがと。
これからも精一杯わがまましていいからね。